パイオニア株式会社

http://www.pioneer.co.jp/
東証一部(6773)

【理念】
「より多くの人と、感動を」
「魂を揺さぶられるような興奮に出会いたい。もっと深い感動を体験したい。」それは、私たち人間にとって共通の、そして普遍の願いではないでしょうか。パイオニアは、国境を超え、人種を超えて、この地球に生きるすべての人々とこうした熱い気持ちを分かち合える企業でありたいと願っています。「より多くの人と、感動を」というグループ理念も、ここから生まれました。最高の音と高品質の映像を通して、人々の心の奥にあるsoulを震わせる。そして、その素晴らしい経験や豊かな感動をより多くの人々と共有しながら大きく広げていくこと。それは私たちのビジネスの原点であり、永遠の目標でもあります。

【ビジョン】
「エンタテインメント創造企業」
この理念を実現していくためのグループビジョンとして、パイオニアは「エンタテインメント創造企業」を掲げています。最先端のAV機器を通して、新しいエンタテインメントライフを提案していくためには、使いやすさや便利さなど操作性の面も徹底的に追求していかなければなりません。こうした新しい価値の提供こそ、パイオニアの目指すエンタテインメントの世界なのです。

【経営姿勢】
「お客様の満足を第一に考える経営」
イオニアはお客様の視点に立った製品・サービスを創造し、それらを常に最高の状態で提供していくために、3つの行動指針に基づいた経営を推進しています。

○ フェア&リーズナブル
○ スピーディ&フレキシブル
○ ポジティブ&アクティブ

この3つの指針を基盤にした革新的でオープンな企業姿勢が、お客様の満足度を高めるCS経営へとつながっていきます。パイオニアはお客様の視点に立った企業姿勢を貫きながら、世界に広がるユーザーの皆様、そしてビジネスパートナーや投資家の皆様の信頼と期待に着実に応えてまいります。

《編者からのコメント》
堀貞一郎著「楽しくなければ会社じゃない-「目を醒ませ!」日本企業-」(2000年、プレジデント社)で素晴しい企業理念を持つ会社として紹介されている企業の1つです。
堀氏は、工業化社会の「企業理念」は情報化社会にあっては「カンパニー・スピリッツ」であるべきであると、同著の中で主張しています。
そして、「カンパニー・スピリッツ」は、感情移入できるものであり、「胸騒ぎを感じたり、わくわくドキドキするような期待」をもてるような魔力を備えるべきであると主張しています。
そして、「カンパニー・スピリッツ」には、身近さと分かりやすさが必要だそうです。

イオニアの理念ですが、「より多くの人に、感動を」ではなく「人と、」になっていることにお気付きでしょうか。これは「感動を与えたい」という上から下へと発想ではなく、「一緒に感動したい、共有したい」という云わば同じ目線での発想です。一緒に感動するとは、自らも楽しむという発想にも繋がっていると思います。